木津川市加茂町当尾地区、浄瑠璃寺から岩船寺の周辺にはたくさんの磨崖仏が散在し、「当尾の石仏(とうののせきぶつ)」と呼ばれています。
谷を隔てて見る大門仏谷の阿弥陀磨崖仏。
草をかきわければ近くまで行くこともできますが、やめておきました。蛇もいたので。
散歩する山道も整備されています。
秋の日にぶらぶらと歩いてみました。
カラスの壺。
二面に石仏が彫られています。みなさん左側の奥を覗き込んでいます。
三体地蔵磨崖仏。現在過去未来を表すお地蔵さんたち。
岩盤のけっこう上のほうに彫られています。
わらい仏。(阿弥陀三尊摩崖仏)
とてもくっきりして最近彫られたかのようですが、銘文から1299年のものとわかるそうです。上の岩がひさしになって侵食を防いできたのだとか。
傾いているのは知っていましたが、実際見ると思った以上に傾いています。
気持ちの良い秋晴れの日でした。
わらい仏のかたわらに首まで埋まっている眠り仏。