坂道の多い京都ですが、名前のついた坂道は思ったほど多くないようです。
ここでは名前のある坂道の写真を中心にいくつか掲載します。

京都の坂道の写真素材

千束坂
紙屋川のほとりから鷹ヶ峰の然林房へ登る急坂。25%の表示があります。
ここはけっこうキツい坂。

鷹ヶ峰 千束坂の写真素材

たらたら坂
三条通のアーケードから新京極のアーケードに曲がるところのたらたらと下るほんのちょっとの坂道。
豊臣秀吉が三条大橋を改修したことに起因する段差が坂になったものだそうです。

たらたら坂の写真素材

一念坂
ねねの道から二年坂に至る短い道。風情はありますが、100メートルもなく、あまり坂でもありません。

京都 一念坂の写真素材


ニ寧坂・二年坂
北西方面から清水寺に向かうひとのために作られた参詣道の坂道。
ねねの道から産寧坂をつないでいます。
なだらかで優しい感じの石畳の道で、石段が少し。スイーツのお店も多く、甘党の素通り出来ぬ二寧坂とも。
ここで転ぶと二年で死ぬといわれる二年殺しの坂。

京都の二年坂の写真素材


産寧坂・三年坂
清水寺の仁王門のそばに建っていた子安の塔に安産祈願に向かう坂ということで、産寧坂と呼ばれる。八坂の塔からカーブして上がってきて、最後はけっこう急な石段を登り清水坂へ合流。石段途中の明保野亭の枝垂桜が情感をプラスしています。
ここで転ぶと三年で死ぬといわれる三年殺しの坂。

京都の三年坂の写真素材

五条坂
東山五条交差点から北東に向かって伸びるまっすぐな坂道。
五条大橋のほうから清水寺へお参りするメインストリート。
七味屋本舗さんのところで五条坂は清水坂に合流、産寧坂も合流してきて、清水寺の仁王門へ向かいます。

京都の五条坂の写真素材


けっこうな坂道です。向こうに京都タワーが光ります。

京都の五条坂の写真素材

清水坂
東大路通の「清水道」のところから清水寺仁王門に向かう参詣道。

京都の清水坂の写真素材


清水寺門前会の商店街を抜けると仁王門が見えます。

京都の五条坂の写真素材


茶碗坂
清水坂の右側のルート。清水焼のお店が立ち並びます。
まっすぐな道なので清水坂より少し距離が短く、仁王門に早く着けます。

京都 夜の茶碗坂の写真素材


ライトアップの青い光の筋もこの坂道を通ります。

京都 夜の茶碗坂の写真素材

龍馬坂
暗殺された坂本龍馬さんの葬列が通った坂道+石段。
途中から振り返り八坂の塔を見ることができます。

京都の龍馬坂の写真素材

台所坂
ねねの道から高台寺へと登る石段。

高台寺 雪の写真素材


夏にはお化けちょうちんがぶらさがる。

高台寺の台所坂の写真素材


夢見坂
東大路通から八坂庚申堂を経て八坂の塔に向かう坂道。八坂通。
ひとの映らない写真を撮りたいが、そう簡単にはいきません。

京都の坂道の写真素材


末吉坂
常寂光寺の石段。仁王門から本堂へまっすぐ登る石段ではなく、右側のゆるい石段のほう。
常寂光寺の庭園の再興に尽力した森田末吉氏の名前をとって末吉坂に。

常寂光寺 青もみじの写真素材


狐坂(狐子坂)
ちょっと怖い話もある狐坂。旧道と新道があり、クルマは快適なカーブの新道を走ります。

狐坂と五山送り火の写真素材


大岩のうえから狐坂を見下ろす。

狐坂の写真素材


雲母坂
比叡山へ登る登山道のひとつ。

薬王坂
鞍馬寺の山門のそばから山道を登ってしばらくすると薬王坂に着きます。
静原・大原や天ヶ岳へと至る山道の分岐点となっています。

鞍馬 薬王坂の写真素材

屏風坂
鞍馬山のなかの坂道。
いわゆる鞍馬寺金堂へ向かうつづら折りの道のことではなく、さらに先の奥の院へ向かう途中の地蔵堂のあたりの坂道のことだそうです。


琴坂
宇治川畔から興聖寺へまっすぐに登る坂道。
カエデのトンネルになっており、坂道の両側を宇治川へ向かって流れ落ちる水音がお琴の調べのようであることからその名前がついたそうです。
まっすぐなので、ひとの映らない写真を撮るのはたいへんです。

興聖寺の坂道 琴坂の写真素材

桂坂南通り
桂坂ニュータウンの坂道です。モミジバフウの並木が見事。

桂坂南通りの写真素材