六波羅蜜寺さんの写真です。
このあたり一帯はかつて平家一門のお屋敷が立ち並んでいた場所。その数5000を越えるというから、その繁栄ぶりがわかります。

六波羅蜜寺の写真素材


それらは平家の衰亡とともに焼けてなくなり、鎌倉時代には鎌倉幕府の六波羅探題が置かれました。

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このお寺は仏師運慶一族の菩提寺だったことから、宝物館にはたくさんの木像が安置されています。
もっとも有名なものは、口から阿弥陀を出す「空也上人像」と経文を読む「平清盛坐像」 。

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夏の万灯会のときの六波羅蜜寺。日差しが強い。

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お盆の前の迎え鐘も撞くことができます。
大混雑の六道珍皇寺に比べるといくらかすいているようです。

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本堂は室町時代の建物で、応仁の乱でも焼けずに残った貴重な建築物です。

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平清盛公の塚。供養塔。
右側は阿古屋塚。

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黒い十一面観音が青空を映します。
本堂のご本尊のほうは国宝で秘仏です。ご開帳は基本的に12年に一度。

六波羅蜜寺 十一面観音の写真素材