上高野の御蔭神社の写真です。
薄暗い山林の中に建つ神社で、社殿にたどり着くまでに山道をけっこう歩くことになります。
下鴨神社の境外摂社で、5月12日の賀茂御蔭祭が有名。
京都の観光地や神社・寺院・世界遺産・史跡・風景をフリー写真素材としてお使いいただけます。京都の紹介にどんどんお役立てください。
新緑がさわやかな賀茂街道を行く葵祭の行列。路頭の儀。
御所から上賀茂神社へと行列は進みます。とても長い長い距離です。
上賀茂神社に入ってきた葵祭の行列。斎王代と童女たち。斎王代も腰輿を降り、みなさん静かに歩きます。もう夕方4時近くになっています。このあとの社頭の儀はここからは見えません。
あちこち至るところに葵桂が飾られています。もうだいぶん萎れています。
中門には桂の枝がたっぷりと。
雪をかぶったクロガネモチの木。
青空が出て爽快でした。
こちらは夏の下鴨神社。
京都の世界遺産のひとつ、下鴨神社の写真です。
鴨川デルタの緑あふれる空間です。
御蔭通から入り、糺の森の表参道を南から北へ歩きます。
広さは12万4000平方メートル。古代から変わらぬ森です。
近所のひとの贅沢な散歩道でもあります。
通り抜けるだけでも気持ちがいいです。
こちらは幅広い馬場。
晩秋には樹々が赤や黄色に染まります。
あまり派手な紅葉ではありませんが、落葉をサクサクと踏んで散策するのは楽しい。
霧に煙る糺の森、瀬見の小川。
ラグビーの神様。雑太社といいます。
珍しいラグビーボールの鈴にラグビーボールの賽銭箱。
下鴨神社も大胆なものを作ったものです。
御祭神は神魂命(かんたまのみこと)で、昔から球技の神様として知られているうえ、この糺の森がラグビー第一蹴の地であることに因んでいます。
糺の森の向こうに下鴨神社の南口鳥居が見えてきます。
鳥居の向こうは楼門。
うっすらと霧のかかる朝の下鴨神社。
新緑のなかの鳥居。
鳥居をくぐり楼門へ向かいます。
壮麗な下鴨神社楼門。
楼門手前に建つ相生社。下鴨神社の末社のひとつです。
相生社のえんむすびの絵馬。
連理の賢木は二本の幹が途中から一本になっており、縁結びの象徴とされます。
楼門をくぐると舞殿や中門が見えます。
御手洗社。みたらしの池はいまは水が少ないです。流し雛・斎王代の禊の儀・足つけ神事・矢取りの神事などが行われる場所。
みたらし団子の発祥地でもあります。
御手洗川にかかる輪橋(反り橋)。
有名な光琳の梅。輪橋のすぐそばで咲きます。
下を流れるのは御手洗川。夏にはジャブジャブと歩くところ。
橋殿から輪橋を見て。
光琳の梅と楼門。
下鴨神社の桜。
とても大きな枝垂れ桜がありますが、ほかの木々が大きいのでインパクトが薄いです。
桜の向こうに鳥居が透けてみえます。
下鴨神社境内の南側、糺の森のなかに建つ摂社、河合神社さんの写真です。
西側の鳥居。新緑の季節。
東側の鳥居。
河合神社には大きなイチョウの樹があり、晩秋にはたくさんの葉を落とします。
鳥居の向こうの赤い樹々は糺の森。
河合神社の鏡絵馬。自分のお化粧道具でメイクをして奉納します。
個人情報も伏せられて、現代的なシステムです。
河合神社拝殿。やっぱり女性のお詣りが多いようです。
いつでもたくさんのひとがおられるので、無人の写真を撮るのはけっこうたいへんです。
舞殿と拝殿。
金色の釣灯籠が輝きます。
ここは「方丈記」で知られる鴨長明ゆかりの神社で、境内には彼の棲んだ草庵が再現されています。
雪の積もった日の河合神社。
鏡絵馬をひとつひとつ見て回るのも楽しいです。
京都市の紅葉のトリを飾る糺の森の紅葉。
京都の他の場所よりスケールの大きな秋景色。
あまり真っ赤なカエデはありませんが、この森だけ紅葉が遅いのは確かです。
霧のかかる12月中旬の朝。
だいたい12月を過ぎないと染まりません。鳥居は河合神社。ここはイチョウの散るのがきれい。
どこから糺の森で、どこからが下鴨神社なのか、ちょっと境目がわからない。
でもこの南側の鳥居がなんとなく境目のような気がします。
次は下鴨神社の紅葉。
とはいっても境内にカエデは少なく、西側の鳥居わきのこの一本だけが紅葉らしい紅葉かなと思います。
下鴨神社の紅葉も京都市内のほかの場所よりずいぶんと遅く、なかなか染まりません。
このカエデ、11月終わりまでほぼ緑でした。
旧三井家下鴨別邸の紅葉
下鴨神社の参道に面して建つ旧三井家下鴨別邸の写真です。
三井家の別邸として建てられたこの建物、国に譲渡されて以降、京都家庭裁判所の所長宿舎として長く使われていましたが、2011年に重要文化財に指定され、大切に保存されています。お安い利用料金で茶室や二階の貸し出しも行っておられます。
お庭のカエデがとてもきれいということで訪れましたが、なんと水曜日は休館日!
特徴的な主屋3階では、窓を開けてお掃除をしておられるのが見えました。
塀の外からちらりと見えるカエデも真っ赤でした。
さて翌日、あらためて旧三井家下鴨別邸へとやってまいりました。
すでに秋の特別公開が終わっているので、お客さんも少ないです。(帰り際に団体さんがどっと来られましたが)
たいへん味のある形の建物です。
二階三階へあがれるのは特別公開のときだけ。
ガラスも古いガラスで向こうのお庭がゆらゆらとゆがんで見えます。
お庭に降りてひとまわり歩くことができます。
大きなカエデが真っ赤に色づいているのですが、陽が当たらないので写真は撮りにくいです。
風情のある坪庭がいくつかありました。
雪の日の下鴨別邸。